2013-09-15
2013-10-02 日程変更について改変しました。
※日程が、変更になりました。ご注意ください。新しい日程は、10月18日(金)となります。
第39回デジタルアーカイブサロンの案内です。JADSのMLより転記します。
ラティオインターナショナルの木村です。
10月18日(金)は愛第39回デジタルアーカイブサロンです。
テーマは
公共施設の建築図面を何とかしよう!
震災にも耐える建築図面のデジタル化 PDF化からまず始めては!?
,
東日本大震災は多くの建築物を破壊した。破壊しないまでも修復を余儀なくさせ
た。また、その後、防災機能を強化するために太陽光発電システム、蓄電池設備
の設置が計画されたり、各種の無線設備の設置等が計画実施された。
しかし、現場にある(役所に保管してある)建築図面の多くは紙でしかなかった。
しかも、陸前高田市や大槌町のように市役所、町役場そのものが津波の被害にあ
うと図面そのものも流されてしまう、さらに、図面を保管していた設計事務所も
流され、どこにも図面が存在しなかった。
学校施設の場合、学校にかろうじて1部残っていた場合もある。
しかし、図面はA1版の青焼き、どこにも近隣でコピーできる施設はない。
しかも、工事は電気工事、太陽光発電設備の追加、設備の修繕と、どれも同じ図
面が必要。誰かに貸し出してしまうと誰かが見ることができない、また、紛失の
危険もある。
デジカメで撮るにもあまり現場ではしっかり撮影できない。もちろんないよりは
良いのである。
つまり、早急な公共施設の図面のデジタル化が必要なのだ。
そのためにまず公共施設の建築図面のPDFでのデジタル化を行うことを提言した
い。フォーマットはアーカイブ用の「PDF/A」がよいのかもしれない。次にcadデータ。建築業界の共通フォーマットは?あるいはオートcad?
でも、それは電気設備業者でも使えるのか?こう考えてくると現在の博物館、美術館、公文書館、学校などの施設は果たして
大丈夫?建築図面はちゃんととしている?
市役所や監督官庁も震災に対して万全なのだろうか?図面は紙だけでなくデジタ
ル化ざれている?そのフォーマットは?バックアップは?文部科学省、文化庁、総務省、国土交通省などは、ぜひ早急に建築図面のデジタ
ル化を予算化してほしし。まずはPDF化だけでもよい。次回の話し手の1人は現地で苦労して、この緊急提言の行っている木村です。あ
とはデジタル化の業者の方、PDFの研究者の方、そして文化庁、総務省にもヒア
リングしますので、その報告もします。できればどなたか官公庁の担当者の方に
も参加してもらおうかと考えています。
さあ、どうなることやら。
また、今デジタルアーカイブサロンで注目しているLinked Open Dataの今年度、
募集作品の告知と募集要項の詳細等をお知らせできるかもしれません。期待してください。
また、10月末は図書館総合展。番外編を10月30日(土)に予定します。
場所はイベント会場に近い横浜中華街でしょうか。詳細は後日です。
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日 時:2013年10月18日(金)18時30分(午後6時30分)〜22時(午後10時)
20時(午後8時)からはお酒も交えながら
場 所:科学技術館 6階 第2会議室(予定)
入口(エントランス)に入ると右にエレベータがありますので、
それで上にあがってください。
東京都千代田区北の丸公園2番1号
http://www.jsf.or.jp/map/
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)
テーマ:公共施設の建築図面を何とかしよう!
震災にも耐える建築図面のデジタル化 PDF化からまず始めては!?
発表者:木村裕文(株式会社ラティオインターナショナル)
(・図面のデジタル化業者の方 ・PDFフォーマットの専門家)予定いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して18時30分スタート。
20時から飲食しながらのディスカッション 。そして22時解散という予定です。
会費は1000円には資料代、お茶代、お菓子代、20時からのお酒の代金一切を
含みます。
JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org