関西地区部会見学会

2011-10-23


関西地区部会の見学会の連絡です。


関西地区部会からのお知らせです。
本年度第3回研究会を下記の通り実施します。奮ってご参加ください。


株式会社モリサワ見学会


日 時:2011年11月25日(金) 14:00-16:00
場 所:株式会社モリサワ本社
 大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目6−25


最寄駅:大阪地下鉄大国町
集合時間場所:本社玄関前 13:50(厳守)


募集人数:20名程度


申込方法:11月20日までに


タイトルを「モリサワ参加」として、ご所属・お名前を明記の上、メールで申込ください。


rat03102■lt.ritsumei.ac.jp
(■は@)


概 要:
 株式会社モリサワは手動写植機や電算写植機のメーカとしての長い歴史を持ち、現在はPostScriptフォント国内第一位のメーカーとして知られる。大阪本社を訪問し、日本の文字文化に関する文化活動の紹介、社史・世界の出版史に関する展示やフォント製作の現場を見学予定しています。


JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org

デジタルアーカイブサロン第19回の案内

2011-10-23


デジタルアーカイブサロン(第19回)の案内です。JADSのMLによるものを転記します。(一部、改行等に変更があります。)


ラティオインターナショナルの木村です。
11月11日(金)はデジタルアーカイブサロン第19回です。
10月末から12月にかけてはデジタルアーカイブサロンの企画が連続です。


10月28日(金)第18回『「文化遺産オライン」今後の展開と発展可能性』
11月11日(金)第19回「文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題」
11月18日(金)陸前高田市、19日(土)新地町 視察見学
12月9日(金)第20回「今後の図書館とデジタルアーカイブ」(仮)


ということで、今回は11月11日(金)の第19回デジタルアーカイブサロンのご案内です。


テーマは「文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題」


3月11日の東日本大震災は甚大な被害を東北地方のみならず、関東地方にも及ぼしました。2万人近い人々が死亡、あるいは行方不明。いまだに捜索は進んでいます。
人命救助優先の中、文化財の救出も一刻を争うものでした。宮城県の「石巻文化センター」、岩手県にある「陸前高田市立博物館」、および同市の「海と貝のミュージアム」は壊滅的な打撃を受けました。
津波に襲われ、散乱した文化財、館内のみならず市内にも散ってしまった文化財を丹念に集めて、まずは退避、そして洗浄、保存。塩水、泥水をかぶった文化財の救出は、初めてといった事態、想定外の事態もあり、困難を際め、それでも、少しずつ着実に作業は進んでいきました。その様子からの反省や課題、そして、成果、さらに、世界の動きを含めた今後の展開と課題など、そして私たちにできることを文化庁文化財部美術学芸課の栗原祐司(くりはら ゆうじ)さんをお招きしてたっぷりお話しいただき、議論していきたいと思います。
文化財レスキューの話はもちろん、今後の文化財保全作業、世界の動きなどを紹介いただき、私たちにできることを議論することが今回の目的です。


以下情報です。
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デジタルアーカイブサロン 第19回
テーマ:「文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題」
発 表:・文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題
     栗原 祐司 氏/文化庁文化財部美術学芸課
    ・岩手県陸前高田市福島県新地町見学に関して
     木村 裕文/株式会社ラティオインターナショナル
    ほか
日 時:2011年11月11日(金)18時30分(午後6時30分)〜22時(午後10時)
   20時(午後8時)からはお酒も交えながら
場 所:科学技術館 6階 第1会議室 or 第3会議室
    入口(エントランス)に入ると左にエレベータがありますので、それ
    で上にあがってください。
    東京都千代田区北の丸公園2番1号
    http://www.jsf.or.jp/map/
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)

 ということで、11月11日も、いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して
18時30分スタート。
 20時から飲食しながらのディスカッション。そして22時解散という予定です。
 会費は1000円です。資料代、お茶代、お菓子代、20時からのお酒の代金一切を含みます。


参加できる方はメールください。
メールがなくて、当日フラリと参加されても歓迎です。

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木村裕文
株式会社ラティオインターナショナル
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 NP-2ビル
TEL.03-3815-3037 FAX.03-3818-1209
http://www.ratio.co.jp/
twitterアドレス:http://twitter.com/kimura_ratio
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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org

デジタルアーカイブサロン宿泊企画のお知らせ

2011-10-23


デジタルアーカイブサロンの宿泊企画のお知らせです。JADSのMLに流れたものを転記します。(一部に改行の改変などがあります。)


ラティオインターナショナルの木村です。


11月18日(金)、19日(土)は今年2回目の宿泊企画です。


東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方、その中でも、大きな被害を受けた都市の1つである陸前高田市、人口2万4000人の約1割にあたる約2400人の方の命が奪われました。(行方不明者を含む)


海辺にあった「海と貝のミュージアム」そして、登録指定博物館でもあった「市立博物館」は津波によって壊滅しました。特に市立博物館では隣接する市立図書館とともに職員の大多数が死亡という悲惨な事態となりました。そこまで「津波は来ないはず」だったからです。散乱する文化財、図書資料。それらは人命救助優先の救出活動のさなかも丹念に行われたといいます。


その数10万点以上。ほどなく「文化財レスキュー」の活動も始まり、絵画ほか、貴重な資料は全国の博物館や美術館で洗浄、修復、保存が行われました。しかし、多くは市内の山あいの施設に移され、洗浄、修復作業が始まりました。その現場を見学、担当者のお話を伺いに行きます。


また、壊滅した市立図書館に対しては移動図書館が寄付され、活動を開始しました。といっても本当に人手のない中、手探りで少しずつ開始されました。


教育委員会の図書館担当者にも直接お話をうかがい、どのような場所に本を届けているのか、なども壊滅した市内の見学とともに学校図書室の見学も入れたいと考えています。仮設の図書館も現在、検討中。その経過も伺いたいと思います。


そして、翌日は仙台から名取、亘、山元、新地にいたる40キロ以上の海岸部の被災状況を横目に新地町に向かいます。そこで、教育委員会を訪れたあと、図書館を訪れ、当時の様子のお話を伺いながら現在、修復中の図書館を見学します。


転倒を免れた書棚、しかし、書籍はすべて本棚からは飛び出しました。モダンな建造物の壁が剥落し、あわや参館者に当たるところだったといいます。そして、津波、2階にある図書館の建物も一時は水につかります。水が引いた後は1階が避難所に。原発からは50キロ以上離れていてもその恐怖は職員にも及んだそうです。そんな現場の職員たちは全員無事、すでに図書館業務は視聴覚室を使用して再開しているのです。避難所にもなった総合施設でどのように職員たちは、この8か月を過ごしてきたのか、そんなお話も伺いながら意見交換できればと思っています。


どちらか一方の参加も受け付けますが、新幹線の駅から現地までは50キロ近くはあるので、集合解散の時間と場所だけは限らせていただきます。


以下情報です。


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11月18日(金)
09:50 一ノ関駅西口集合
     はやて101号(東京07:16発 一ノ関09:32着)
10:00 出発
11:10 陸前高田市教育委員会
    (図書館担当者と意見交換)
12:10 壊滅した市内視察(車中、軽食)
13:00 (第一中学校、もしくは米崎小学校図書館を見学
    学校長にヒアリング)可能なら行います。
13:50 出発
14:30 市立博物館、海と貝のミュージアム修復保存現場訪問
    主任学芸員 熊谷賢(くまがい まさる)氏とミーティング
16:30 出発(時間が許せば、再び市内を巡回しつつ一関、もしくは北上へ)
18:50 一ノ関駅(ここで帰京する方を下す)
     やまびこ66号(一ノ関19:28発 東京22:00着)
19:00 宿到着/一関が宿となった場合
(19:40 宿到着/北上が宿となった場合)
    夕食と懇談


11月19日(土)
07:50 宿出発/一関が宿となった場合
(07:10 宿出発/北上が宿となった場合)
09:30 仙台駅到着
    (ここで解散される方を下す)
09:50 仙台駅 集合者をピックアップして出発 
    はやて103号(東京07:56発 09:37仙台着)
10:50 新地町図書館着
    館内見学の後、学芸員とのミーティング
12:30 市内被災地区の視察(海岸部、旧新地駅、駒ヶ嶺駅 相馬石炭火力発電所ほか)
  途中、昼食
14:30 新地町出発
15:00 ほか1施設見学、ヒアリング
(16:00 ほか1施設見学、ヒアリング)
19:20 仙台駅(福島駅) 解散


参加費は現地集合解散としますが、レンタカーほか有料代金が入ります。
そのほかに2日間で飲食代・宿泊費も含めて2~2.5万円程度でしょうか。
日帰りの方で1人5000円~7000円(参加人数によって変更になります。ご了承ください。つまり割り勘ということで・・・。)


この機会にシッカリご案内します。あまり多くの方はお連れできないかと思いますが、関心のある方はぜひ木村までご連絡を。(できれば11月12日まで)
メール:kimura■ratio.co.jp
メールして3日目になってもまだ何らかの返事がない場合は、お電話ください。


株式会社ラティオインターナショナル
03-3815-3037 担当:木村あて


よろしくお願いします。


*なおスケジュールは現地の事情によって直前、あるいは当日でも変更になる可能性があることをご了承ください。(災害地であることを考慮していただけると嬉しく思います。)


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木村裕文
株式会社ラティオインターナショナル
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 NP-2ビル
TEL.03-3815-3037 FAX.03-3818-1209
http://www.ratio.co.jp/
twitterアドレス:http://twitter.com/kimura_ratio
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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org

追記 2011-10-24
記事の一部(誤記)を訂正しました。