デジタルアーカイブサロン第19回の案内

2011-10-23


デジタルアーカイブサロン(第19回)の案内です。JADSのMLによるものを転記します。(一部、改行等に変更があります。)


ラティオインターナショナルの木村です。
11月11日(金)はデジタルアーカイブサロン第19回です。
10月末から12月にかけてはデジタルアーカイブサロンの企画が連続です。


10月28日(金)第18回『「文化遺産オライン」今後の展開と発展可能性』
11月11日(金)第19回「文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題」
11月18日(金)陸前高田市、19日(土)新地町 視察見学
12月9日(金)第20回「今後の図書館とデジタルアーカイブ」(仮)


ということで、今回は11月11日(金)の第19回デジタルアーカイブサロンのご案内です。


テーマは「文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題」


3月11日の東日本大震災は甚大な被害を東北地方のみならず、関東地方にも及ぼしました。2万人近い人々が死亡、あるいは行方不明。いまだに捜索は進んでいます。
人命救助優先の中、文化財の救出も一刻を争うものでした。宮城県の「石巻文化センター」、岩手県にある「陸前高田市立博物館」、および同市の「海と貝のミュージアム」は壊滅的な打撃を受けました。
津波に襲われ、散乱した文化財、館内のみならず市内にも散ってしまった文化財を丹念に集めて、まずは退避、そして洗浄、保存。塩水、泥水をかぶった文化財の救出は、初めてといった事態、想定外の事態もあり、困難を際め、それでも、少しずつ着実に作業は進んでいきました。その様子からの反省や課題、そして、成果、さらに、世界の動きを含めた今後の展開と課題など、そして私たちにできることを文化庁文化財部美術学芸課の栗原祐司(くりはら ゆうじ)さんをお招きしてたっぷりお話しいただき、議論していきたいと思います。
文化財レスキューの話はもちろん、今後の文化財保全作業、世界の動きなどを紹介いただき、私たちにできることを議論することが今回の目的です。


以下情報です。
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デジタルアーカイブサロン 第19回
テーマ:「文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題」
発 表:・文化財レスキューの今後 その成果、展開と課題
     栗原 祐司 氏/文化庁文化財部美術学芸課
    ・岩手県陸前高田市福島県新地町見学に関して
     木村 裕文/株式会社ラティオインターナショナル
    ほか
日 時:2011年11月11日(金)18時30分(午後6時30分)〜22時(午後10時)
   20時(午後8時)からはお酒も交えながら
場 所:科学技術館 6階 第1会議室 or 第3会議室
    入口(エントランス)に入ると左にエレベータがありますので、それ
    で上にあがってください。
    東京都千代田区北の丸公園2番1号
    http://www.jsf.or.jp/map/
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)

 ということで、11月11日も、いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して
18時30分スタート。
 20時から飲食しながらのディスカッション。そして22時解散という予定です。
 会費は1000円です。資料代、お茶代、お菓子代、20時からのお酒の代金一切を含みます。


参加できる方はメールください。
メールがなくて、当日フラリと参加されても歓迎です。

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木村裕文
株式会社ラティオインターナショナル
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 NP-2ビル
TEL.03-3815-3037 FAX.03-3818-1209
http://www.ratio.co.jp/
twitterアドレス:http://twitter.com/kimura_ratio
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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org