第64回デジタルアーカイブサロン

2016-02-10


第64回のデジタルアーカイブサロンの案内です。MLより転記します。


こんにちは。
グレートインターナショナルの木村です。
さて、立春を迎え、時折寒さはぶり返すものの、
だいぶ春めいてきた日本列島です。
そんな2月12日(金)は第64回デジタルアーカイブサロンの日です。


今回は、サロンの常連、前川さんの「AMIAポートランド会議2015」
の報告からスタートです。


以下、ご本人からの紹介文も交えてご案内します。


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第64回デジタルアーカイブサロン
テーマ1:「AMIAポートランド会議2015参加報告」
話し手1:前川 充 さん(オムニアート合同会社 社長 / デジタルアーキ
ビスト)


概 要:
昨年11月にオレゴン州ポートランドで開催された、米国に本部を置く
AMIA(Association of Moving Image Archivists、映像アーキビスト協会)
の年次大会に参加しましたので報告します。AMIAは映画やテレビなど商用
だけではなく、個人や組織の映像などまで幅広くカバーするアーキビスト
の国際的な組織です。アーキビスト見習いの立場から報告したいと思いま
す。


テーマ2:「データを紡いで社会につなぐ」
話し手2:渡邉 英徳 さん (首都大学東京 准教授)


概 要:
太平洋戦争から70年が経ちました。戦争体験者は徐々に減少し、記憶の継
承が課題となっています。また、近年では豪雨・地震津波などの災害が
多発しています。こうした災害の記憶も、時間の経過とともに薄れていき
ます。私たちは過去の戦災・災害の記憶を、どのようにして社会のなかに
組み込み、未来の社会に活かしていべきでしょうか。本講演では多数の事
例をもとに、戦災・災害の記憶にまつわる「データ」と、「社会」の関わ
りについて解説します。


話し手(渡邉 英徳 さん)紹介:
1974年生まれ。東京理科大理工学部建築学科卒業、筑波大学大学院博士後
期課程修了。現在、首都大学東京システムデザイン学部准教授。
2016年よりハーバード大学客員研究員を兼任予定。
情報デザイン、ネットワークデザイン、Webアートを研究する「情報アー
キテクト」として活動。著書に講談社現代新書「データを紡いで社会につ
なぐ デジタルアーカイブのつくり方」などがある。


日 時:2016年2月12日(金)
    18時30分(午後6時30分)から22時(午後10時)
    20時15分(午後8時15分)からは軽食も交えながら討議
場 所:科学技術館 6階 第1会議室
    入口(エントランス)に入ると右にエレベータが
    ありますので、それで上にあがってください。
    東京都千代田区北の丸公園2番1号
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)

いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して18時30分スタート。
20時15分頃から飲食しながらのディスカッション。そして22時解散という予定です。
会費1000円には資料代、お茶代、お菓子代、20時からの代金一切を含みます。


皆様、ご参加お待ちしております。


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第65回デジタルアーカイブサロン 予定
日 時:2016年3月11日(金) 18時30分から
場 所:科学技術館
テーマ:(仮)東日本大震災から5年
〜被災地の現状と課題、そして、あの時、実は・・・。
 今だからできることは何か〜
話し手:(調整中)

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株式会社グレートインターナショナル
木村 裕文
e-mail:kimura■ratio.co.jp
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 VORT本郷5F
TEL:03-3815-3037 FAX:03-3818-1219

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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org