第63回デジタルアーカイブサロン

2016-01-06


第63回デジタルアーカイブサロンの案内です。学会MLより転記します。


皆様
あけましておめでとうございます。
昨年末はお騒がせいたしました。
木村は株式会社グレートインターナショナルという新しい会社で新年を迎えまし
た。当日冒頭に少しお話しさせていただきます。
サロンもいつも通り参加しますので、よろしくお願いします。
業務連絡:
お探しのHDMI端子のプロジェクタは木村が用意します。
また、いつもとおりの準備をしていきますので皆様ご安心ください。


さて、以下が1月8日(金)に早速始まる第63回の内容です。
話し手、ご本人からの内容紹介となっています。


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第63回デジタルアーカイブサロン
テーマ1:「映画に描かれたアーカイブズ」
テーマ2:「映画初心者が内側から見るフィルムセンター」


テーマ1:「映画に描かれたアーカイブズ」
話し手:谷合佳代子氏さん(エル・ライブラリー館長)
概 要:
 図書館の世界では映画好きライブラリアンたちによる「図書館映画」
というジャンルが確立しているのですが、アーカイブズではそういったものは寡
聞にして存じません。
http://www.libcinema.com/
http://tab.cside5.jp/01_library/theme/06_mlivrary.html


 やはりアーカイブズそのものがあまり知られていないからでしょう。
 図書館映画としてピックアップされている作品の中にも、図書館ではなくアー
カイブズだと思われる施設が登場したりします。
 そこで、映画ファンである谷合が、アーカイブズ映画として<勝手に認定>し
た作品を取り上げ、ご紹介します。
 できるだけ新しい作品を中心にし、最後は2016年1月15日公開の
パディントン」を予告編つきで紹介します。
 アーカイブズは映画のなかでどのように描かれてきたのか。
 それは、社会のアーカイブズ観に支えられていると同時に、アーカイブズ観を
醸造するもの、つまり相互作用のあるものです。
 映画ファンのアーキビストは、ぜひとも映画を通じてアーカイブズの広報に務
め、誤解を正し、世にアーカイブズを知らしめる啓蒙活動をいたしましょう。
 いやー、映画って楽しいですねー。
アジェンダ
1.アーカイブズ映画とは
2.エル・ライブラリーと映画のかかわり
3.アーカイブズ映画のあれこれ
 「薔薇の名前」は図書館映画か
 「黄金のアデーレ」「顔のないヒトラーたち」「ミケランジェロ・プロジェクト」
 に見るナチスアーカイブ
 「オレンジと太陽」「RED」「砂の器」に見る公文書
 「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」に見る個人アーカイブ
 「アデライン 100年目の恋」のヒロインはアーキビスト
4.おまけ:アーカイブズが一瞬映る映画「パレルモ・シューティング」
5.なんと、熊の「パディントン」はれっきとしたアーカイブズ映画であった!
(紹介する映画は当日変更される可能性があります)


テーマ2:「映画初心者が内側から見るフィルムセンター」
話し手:津田朋子氏(東京国立近代美術館フィルムセンター
概 要:
 みなさま、フィルムセンターはご存知でしょうか?
 私は恥ずかしながら勤めるまでその存在すら知りませんでした。
 映画もたまにしか見ませんでした。そんな映画初心者がフィルムセンターを内
側からみて発見したことなどをお話したいと思います。


日 時:2016年1月8日(金)
    18時30分(午後6時30分)から22時(午後10時)
    20時(午後8時)からは軽食も交えながら討議
場 所:科学技術館 6階 第3会議室
    入口(エントランス)に入ると左側のエレベータが
    ありますので、それで上にあがってください。
    東京都千代田区北の丸公園2番1号
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)


いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して18時30分スタート。20時から飲食し
ながらのディスカッション。そして22時解散という予定です。
会費1000円には資料代、お茶代、お菓子代、20時からの代金一切を含みます。


皆様、ご参加お待ちしております。


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株式会社グレートインターナショナル
木村 裕文
e-mail:kimura■ratio.co.jp
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 VORT本郷5F
TEL:03-3815-3037 FAX:03-3818-1219
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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org