第62回デジタルアーカイブサロン

2015-12-08


第62回デジタルアーカイブサロンの案内です。学会MLから転記します。


ラティオインターナショナルの木村です。
師走です。皆様年末でお忙しいことと思います。


東京大学のある本郷通りの銀杏並木は、毎年これから色づいてきますが、
全国的には、紅葉シーズンは、もう終盤ですね。
暖かい晩秋と初冬で紅葉の色が今ひとつかもしれませんが、
それでも、冬の日差しを浴びると、「メランコリックな冬の情景」として
美しく感じたりします。


さて、2015年(平成27年)のデジタルアーカイブサロンも、今年の最終回、
国立国会図書館に勤務されていた中山正樹さんに、在職時に関わった
東日本大震災アーカイブひなぎく)」http://kn.ndl.go.jp/
の紹介をいただきながら、その構築過程で体験された様々なできごと、課題、挑
戦、成果などのお話しをしていただきます。その後、忘年会に移ります。
以下が情報です。


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第62回デジタルアーカイブサロン



テーマ1:「知の共有化と利活用」を目指したナショナルアーカイブの構築に向けて



話し手:中山正樹(なかやま まさき)さん
     同志社大学大学院総合政策科学研究科 嘱託講師
     元 国立国会図書館専門調査員・電子情報部長


概 要:(ご本人からの紹介)
 国立国会図書館は、1995年頃から、「電子図書館サービス」として、文献情報
のデジタル化とアーカイブ構築に取り組んできました。また、MLA機関、学術機
関を含め、様々な分野の組織において、それぞれが保有する情報のアーカイブ
取り組んでいます。
 「電子図書館サービス」の延長上にある「文献から研究データまでの学術情報
全体を共有化して、利活用が可能なシステム」としての「知識インフラ」の展開
の方向性が、2010年、総合科学技術会議で提示されました。
 「知識インフラ」の実現形の一つとして、大震災に関連した情報に絞って、様
々な機関が保有する記録・記憶をアーカイブする「東日本大震災アーカイブ(ひ
なぎく)」を構築し運用してきましたが、府省の枠を越えた情報を扱う上での課
題、制度的な課題などが顕在化しました。
 今後、「ひなぎく」の構築・運用での課題解決・成果を踏まえて、分野を特定
しない「知識インフラ」の具体的な実現形としての「ナショナルアーカイブ」の
構築の方向性についてお話し、それぞれの文化資源の保有機関が何に留意して何
をしていくべきかを考えたいと思います。


テーマ2:2016年の活動について
概 要:来年(2016年/平成28年)1月以後のデジタルアーカイブサロンの方向
性やテーマについて考えたいと思います。


いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して18時30分スタートします。
今回は。19時50分を目処に場所を毎日新聞社のある竹橋駅すぐ上のビルに移動し
ての忘年会となります。


日 時:2015年12月11日(金)
    18時30分(午後6時30分)から22時(午後10時)
    20時(午後8時)からは場所を移動して忘年会です.会費は4.000円程度
場 所:科学技術館 6階 第2会議室
    入口(エントランス)に入ると右にエレベータが
    ありますので、それで上にあがってください。
    東京都千代田区北の丸公園2番1号
会 費:今回は資料代として500円。
    忘年会費として3500円から4000円程度ご用意ください。

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第63回デジタルアーカイブサロン 予定
日 時:2016年1月8日(金) 18時30分から
場 所:科学技術館
話し手:谷合佳代子氏 (エル・ライブラリー館長)


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木村裕文
株式会社ラティオインターナショナル
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 NP-2ビル
TEL.03-3815-3037 FAX.03-3818-1219
http://www.ratio.co.jp/
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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org