第53回デジタルアーカイブサロン
2015-03-09
第53回デジタルアーカイブサロンの案内です。
ラティオインターナショナルの木村です。
東日本大震災から4年が経過しようとしています。
そんな中、2015年、3月13日(金)は第53回デジタルアーカイブサ
ロンの日です。
今回は「音のアーカイブ」をテーマにしようと思っています。
最初のテーマとしては、昨年JADSの秋季大会で発表していただい
たを東京藝術大学の大絵晃世(おおえ あきよ)さんに、前回の話
の続編というか、補足のような形でお話しいただくことをお願いし
ています。インターネットで音を流すことの効果や「音の力」といっ
たことに注目してみたいと思います。
2番目のテーマとしては、デジタルアーカイブにとって音とはど
のような意味を持つのか、あるいは音のアーカイブ化の課題とは何
かについて、いくつかの事例やかつてデジタルアーカイブサロンで
録音(記録)したお話などをもとに、実際の音声を聞きながら考え
てみたいと思います。
この中には昨年末に突然他界した吉岡利之(よしおか としゆき)さんの
最後のお話の録音も入っています。
以下、大絵さんにお話いただく内容のご本人からの紹介です。
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「三原橋地下街の記憶から声のアーカイブとその活用」
銀座にあった「三原橋地下街」は、晴海通りの下をくぐるように
通っていた現存する日本最古の地下街(当時)でしたが、昨年取り
壊し工事が行われました。
私はこの地下街の取り壊し問題を取材するため、他大学の学生な
どに声掛けし、学生報道局「銀座地下街ラジオくん」を結成しまし
た。
消えゆく地下街での記憶を「声で残す」をコンセプトに、この地
下街に関するインタビューを集めて番組として編集し、インターネッ
ト上で音声データを流すという活動を行っていました。
今回の発表ではこの活動の経緯と、これらのインタビューを集め
た結果によりその後つながっている「三原橋」の橋梁と残った地下
空間の利活用運動について、
また、この取材活動をきっかけとして浮かび上がった都市問題を
映画で表現するという、表現活動などへの展開も合わせてお話させ
ていただきます。
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いつものように当日参加でも構いませんが、できればご一報いただけると嬉しく思います。
e-mail kimura■ratio.co.jp
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第53回デジタルアーカイブサロン
日 時:2015年3月13日(金)
18時30分(午後6時30分)から22時(午後10時)
20時(午後8時)からはお酒も交えながら
テーマ:発表1:「三原橋地下街の記憶から声のアーカイブとその活用」
話し手:大絵晃世(おおえ あきよ)さん/東京藝術大学
発表2:「音のアーカイブ化を考える」
話し手:木村裕文(きむら ひろふみ)
ラティオインターナショナル
場 所:科学技術館 6階 第2会議室
入口(エントランス)に入ると右にエレベータがありますので、
それで上にあがってください。
東京都千代田区北の丸公園2番1号
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して18時30分スタート。
20時から飲食しながらのディスカッション 。そして22時解散という予定です。
会費は1000円には資料代、お茶代、お菓子代、
20時からのお酒の代金一切を含みます。皆様、ご参加お待ちしております。
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木村裕文
株式会社ラティオインターナショナル
〒113-0033 東京都文京区本郷5-1-16 NP-2ビル
TEL.03-3815-3037 FAX.03-3818-1219
mobile:090-4076-9608
http://www.ratio.co.jp/
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JADS(アートドキュメンテーション学会
http://www.jads.org