第45回デジタルアーカイブサロン

2014-05-03


第45回のデジタルアーカイブサロンの案内です。学会メーリングリストから転記します。


科学技術館の小林です。


月が変わってゴールデンウィーク中のアナウンスになってしまいまして
申し訳ござません。5月のデジタルアーカイブサロンは取り決めどおりの
第2金曜日、5/9に開催します。


今回は横浜国立大学の大学院生である萩生田 明徳さんと、萩生田さんの
指導教官である富井 尚志先生に、3月に行われたDEIM2014
http://db-event.jpn.org/deim2014/
にてご発表されていた国立歴史民俗博物館所蔵の
小袖屏風に関するデータベースの設計、構築についてお話しいただきます。


DEIM2014の論文にある、概要とキーワードは以下のようになっています。


あらまし
近年,国立歴史民俗博物館所蔵の歴史資料に関するデジタルアーカイブ
の公開が進められており,小袖屏風に関する多数の基礎的データや画像
が公開されている.小袖屏風のデジタルアーカイブは学術調査や研究を
目的とした人を対象に公開されており,高精細,高臨場感なデータが蓄
積されている.このような文化財にかかわるデータの価値を広く共有す
るためには,歴史資料に詳しくない人でも使いやすく,多様なデータ利
用が可能なシステムを構築することが望ましい.そこで我々は,歴史資
料の新たな利活用と高臨場感の提供を目的とし,小袖屏風に関する特徴
量の蓄積や色が与える印象による検索が可能なDB を設計した.また,
DB に蓄積されたデータを用いた情報検索や解説文の類似度を用いた情
報推薦が可能な高度知的検索システムを構築した.
キーワード
デジタルアーカイブ文化財データベース,情報検索,情報推薦,
感性情報,高臨場感


皆様、是非ご参加のください。


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第45回デジタルアーカイブサロン
日 時:2014年5月9日(金)18時30分(午後6時30分)から22時(午後10時)
    20時(午後8時)からはお酒も交えながら
テーマ:「歴史資料の新たな利活用を目的とした小袖屏風DBの設計と
     高度知的検索システムの構築」
話し手:富井 尚志 さん(横浜国立大学
    萩生田 明徳 さん(横浜国立大学
場 所:科学技術館 6階 第2会議室
    入口(エントランス)に入ると右にエレベータがありますので、
    それで上にあがってください。
    東京都千代田区北の丸公園2番1号
    http://www.jsf.or.jp/map/
会 費:1,000円(資料代と飲食代も含めて)
いつものとおり18時頃よりボチボチ集合して18時30分スタート。
20時から飲食しながらのディスカッション 。そして22時解散という予定です。
会費は1000円には資料代、お茶代、お菓子代、20時からのお酒の代金一切を
含みます。

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φ(@_@) by Naritoshi Kobayashi
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JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
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