継承と活用:アート・アーカイヴの「ある」ところ

2010-09-08

継承と活用:アート・アーカイヴの「ある」ところ の案内です。


http://www.artbook-tph.com/tph/archive.html


時間の経過とともに増えていく数々の資料をどのように保管していくのか。またその資料を活用しやすいようにどのように記録し、蓄積していくのか。この問題は今後、あらゆる活動のなかで重要さを増していくと考えられます。その中でも「アート・アーカイヴ」は、その資料対象が美術資料や図書といったものだけでなく、多種多様な資料を含む点が特徴です。


このシンポジウムでは、アート・アーカイヴ専門の組織だけではなく、美術館、美術大学、企業といった様々な立場から、それぞれの活動の状況を報告し、抱えている問題を明らかにすることによってアート・アーカイヴのありかたについて考える材料を提示したいと考えています。また、この4つの事例を通して見えてくる課題について意見を交換し、これからのアート・アーカイヴの未来について俯瞰していきたいと考えています。


そして今後もこのシンポジウムを継続していくことで、施設、組織の間での情報共有と、それぞれの性質に適したアート・アーカイヴ構築への手助けとなるようなプラットフォーム作りを目指していきたいと考えています。


日程:2010年 10月9日(土) 13:00−17:30

会場:東京国立近代美術館 講堂 (定員150名

主催:アート・ドキュメンテーション学会 / 東京パブリッシングハウス / TEZEN

協賛:武蔵野美術大学

協力:東京国立近代美術館 / 慶應義塾大学アート・センター/ 神奈川県立近代美術館 / 株式会社資生堂 / 株式会社郄島屋 / 富士ゼロックス株式会社

後援:日本アーカイヴズ学会

参加費:1,000円


司会:
渡部 葉子氏 [慶應義塾大学アート・センター 教授]

パネラー:

上崎 千氏 [慶應義塾大学アート・センター アーカイヴ担当]
樋口 昌樹氏 [資生堂企業文化部参事]
本庄 美千代氏 [武蔵野美術大学 美術館・図書館 事務部長]
水谷 長志氏 [東京国立近代美術館情報資料室長]

パネルディスカッション・コーディネーター:
水沢 勉氏 [神奈川県立近代美術館 副館長兼企画課長


JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads.org