日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル I

2009-09-16

日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル I
が開催されます。(JADSのMLよりの情報)。


NPO法人(Intellectual Resource Initiative) 
知的資源イニシアティブ
http://www.iri-net.org/


日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル I
http://www.iri-net.org/forum/mlart01.html

以下、概要・開催趣旨・パネリストなど、主な点について転記します。詳細は、上記のHPで御確認ください。なお、事前申し込み不要、無料とのことです。

日本のMLA連携の方向性を探るラウンドテーブル I


概要

ミュージアム(Museum)・図書館(Library)・文書館(Archive)の連携が世界的に注目されています。そこで、各分野のエキスパートをお招きし、MLA連携提唱の背景から、各施設の共通の課題、連携のメリット、今後の具体的な取り組みの方向等について公開討論会を開催し、近年重要度の増しているMLA連携について考える機会とします。関係者、関心をお持ちの方のご参加を期待します。


開催日時

2009年10月19日(月)14:00〜18:00


会場

鹿島建設(株)KIビル 多目的ホール(東京都港区赤坂)>>(地図)


主催

特定非営利活動法人知的資源イニシアティブ(IRI)


形式
有識者による公開討論会
パネリストの周りにギャラリー席を設けます。(参加費は無料です。)申し込みは不要ですので、直接会場にお越しください。


趣旨
MLA(ミュージアム、図書館、文書館)連携が世界的な話題になっているが、その実態は、というと不明な部分が多い。理念的には連携は望ましいが、では実際にどのような局面で協働が可能か、まだ具体的な議論はほとんどなされていない。また、もともとひとつの施設だった大英博物館と英国図書館の例が示すように、文化を支える共通基盤の上で考えられている欧米と比べて、近代になってからの「輸入品」として別々に成立している日本のMLAの特殊性もある。MLA 共通の課題と独自性、それを取り巻く経済的・社会的環境要因、情報・文化政策等における諸問題を、関係者が一堂に集まって論議・摘出することにより、今後の日本におけるMLA連携の具体的取り組みの足がかりにしていくことを目的とする。


パネリスト
岡島尚志東京国立近代美術館フィルムセンター主幹)
金容媛(駿河台大学メディア情報学部教授)
栗原祐司(文化庁文化財部美術学芸課長)
小出いずみ(渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター長)
後藤和子(埼玉大学経済学部教授)
佐々木秀彦(東京都美術館施設活用担当係長)
高山正也(国立公文書館長)
常世田良(日本図書館協会理事・事務局次長)
豊田高広(静岡市御幸町図書館長)
保坂裕興(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻教授)
水嶋英治(常磐大学コミュニティ振興学部教授)
水谷長志(東京国立近代美術館企画課情報資料室長)
柳与志夫(国立国会図書館電子資料課長:司会)
行吉正一(東京都江戸東京博物館都市歴史研究室学芸員


JADS(アート・ドキュメンテーション学会)
http://www.jads/org


追記:2009-09-16
国会図書館カレントアゥエアネス
http://current.ndl.go.jp/node/14501